5月25日(水)17:00からワン・オールにて、今年度2回目のピアサポーター交流会が開かれました。
今日の司会、進行は、先月1年間の予定づくりの時に決めた通り当番の相談支援事業所のピアサポーターとスタッフで。
内容も先月決めた通
り、” スタッフが相談にのってもらう会 ”。
いつもは相談を受けているスタッフが、今日は立場が逆転!
ピアサポーターからは、「さぁどうぞ!」とばかりに相談を受ける構えはバッチリ。
でも、スタッフの方は「何を相談したらいいかぁ…。いつもと立場は違って…。」と最初は静か。しかし、時間の経過とともに、かなり本質的な相談ごとも出てきました。ピアサポーターの方々からはそれぞれ、自分の人生に裏打ちされたしっかりとした、そしてあたたかみと厚みがあるアドバイスが沢山話されました。

思い返すと、この会の当初は、もっと緊張感があったように思います。それはメンバー相互の理解の度合いがまだ浅かったこともあると思いますが、取りまくスタッフとの関係性もあったのかなと思います。
特に意図した訳ではないのでしょうが、ピアの方もスタッフの方も肩肘張らず、ゆるく語り合ってきたたまものかなと思います。
ピアサポーターのみなさんそれぞれのアドバイス→ 「う~んなるほど」と、唸りました。
(oku)

内容は、札幌市から相談支援事業の位置づけについてや障害福祉サービスの概要についてのお話をいただいた後に、ワンオールから相談支援の歴史や現状、総合支援法の見直しについてや協議会についても学びました。

ここまでの報告等を一冊の冊子にまとめた『平成27年度札幌市自立支援協議会年間活動報告書』を、協議会の会長から、札幌市障がい福祉課の担当課長へ提案としてお渡ししました。
今年度のHow to研修は全9回(定員10人)開催し、90人ほどの方にご参加頂きました。また、疑問や質問も数多く承りました。

札幌市自立支援協議会相談支援部会のプロジェクトにあたる、企画推進室の研修が開催されました。今回は今年度3回目の研修で、野中式事例検討をベースにグループワークを取り入れた研修会でした。
事例提供者からの基本情報の提供のあと、参加者のみなさんからの質問と、事例提供者からの回答を繰り返しながら、情報を増やしつつ、ご本人の現状や背景、主要主題を把握するアセスメントをしていきました。
プランニングでは、本人と支援者の行動指針を出し合い、十文字表(急ぐ急がないの横軸と、本人とまわりの縦軸)に整理していきました。この十文字表は、事例提供者のお土産として持ち帰られました。


内容は、3つのコマから構成された研修で、講義①では、「障害者福祉法制史」について。講義②では講義①をベースに、“制度上のサービス提供事業” について。講義③でも講義①をベースに、“札幌市障がい者相談支援事業”について、制度と共にどの様に変化して現在に至っているのかを確認していきました。