災害に備えた地域での支え合い研修会

 今年で3回目を迎える「災害に備えた地域での支え合い研修会」が12月10日(月)に中央区のかでる2・7で開かれました。

 この研修会は、「誰もが住みやすいあんしんのまちコーディネート事業」を広く周知するとともに、特に障がいのある方の避難支援に関する理解を深め、参考となる町内会・自治会等の取組を多くの方々に知っていただくことを目的に開催されたものです。

 今年は9月の胆振東部地震があり、皆さんの関心も高く、会場のかでるホールがいっぱいになる四百数十名のご参加をいただきました。

 町内会の方々はもちろんのこと、福祉事業所、行政、支援学校、また個人のお立場でのご参加も見受けられました。

 「避難行動要支援者名簿提供について」「自主防災活動について」「誰もが住みやすいあんしんのまちコーディネート業務について」の行政説明があり、基調講演として、レスキューストックヤード常務理事の浦野愛様からご講演いただきました。

 浦野様は学生時代に経験された阪神・淡路大地震の被災地支援ボランティアを始めとして、災害時要援護者への支援事業を中心に、地域防災・災害ボランティア等、各種講演会・講座講師、支援プログラムの企画・運営等、現場に根ざした豊富な経験をお持ちの方です。

 講演の中では、その豊富な経験をもとに実例をあげて災害時に起こり得る事や課題、そこへの対処等、数々のヒントを示してくださいました。

 これに続く町内会からの発表では、見守り活動から発展した清田区絆の会の障がい者とともに行った避難訓練の取組や、今回の胆振東部地震における東区北光町内会の自主的な避難所運営の様子などに会場から静かな感動の声があがりました。

 

 研修後のアンケートでも事例や取組に対する共感の声が多く寄せられ、町内会や事業所からのお問合せ、ご依頼も頂いております。これを有意義な機会にしようと企画を練っているところです。

 先日は平岸での爆発事故もありました。災害はいつ、どこで、どんな形でやってくるか予想がつかない現状です。ひとりひとりが備えをするとともに、必要な助けが適切に届くためには何をすればいいのか、あらためて考えるきっかけとなった研修会でした。

豊平区地域部会 定例会「北海道胆振東部地震の振返り」

 11月27日(火)

 豊平区地域部会が開催されました。テーマは「北海道胆振東部地震の振り返り」です。

 豊平区地域部会では「事業所別」「地域別」と2回開催されることとなり、今回は「事業所別」の開催でした。

 参加者は40名前後。それぞれ「こども・通所」「成人・通所」「GH」「居宅」「医療」「相談」などに分かれて、グループワークを行いました。

 グループ発表では、やはり「日頃の備え」の大切さが挙げられていました。できる範囲で様々な工夫・努力を行った事例も共有し、今後の事業所の対策にいかしていきたいと声が多くあがっています。

 また、地域の町内会との連携も話題にあがりましたが、日頃から町内会、住民の方と「顔見知り」になっていた事業所は今回の地震時も、お互いに気遣いの交流ができたそうです。

 日頃の繋がりの重要性を共有する事ができました。

 次回は「地域別」を開催予定です。より小さい単位、地域で何ができるかを考えるグループワークになる予定です。

 

 12月11日(火)

 11月27日に引き続き、豊平区地域部会定例会(臨時会)にて、北海道胆振東部地震の振返りについてのグループワークが行われました。

 今回は、「地域別」のグループワークを行っています。

 より身近な地域の事業所ごとに集まって「その時どのような動きをしたのか」「どんな備えがこれからあればよいのか」という事について話されました。

 地域ごとに集まると、

「ここのコンビニは手計算で早くから開けてくれていた」

「うちは食事提供をしているから、食料は大丈夫」

「うちはお菓子くらいしかないから、地震が昼間に起きて、長引くと困ったかも・・・」等など、自分達の身近な地域の話ということもあるのか、話題も具体的でした。

 いざという時にすぐに助け合いにつながるには、普段から顔見知りで気が知れている方が助けを求めやすいという話から、

「まずは、近くの地域の事業所同士の行き来や見学を気軽にできるようにしていこう!」と、早速次の日からでも出来そうな具体的な取組みが意見として出されていました。

 

 今回の地震に関しての各地域部会の取組みは、10区の地域部会でも共有していく予定になっています。それぞれの地域の取組みが、お互いに共有されたり、活かされていくことによって「日々の備え」だけではなく「顔見知りから広がる相互理解」につながっていくのでは?と感じました。

平成30年度第2回相談支援部会企画推進室研修会

12月6日(木) 14時00分

札幌市自立支援協議会相談支援部会企画推進室主催で、研修会が開催されました。

今回のテーマは、「成人のひきこもり支援を学ぶ」で、これまでの企画推進室研修会アンケートでは、今後の研修テーマとして希望が多いテーマでした。

はじめに、札幌市子ども未来局の担当の方から、「札幌市のひきこもり事業の説明」があった後、ひきこもり地域支援センターを札幌市より受託してる、こころのリカバリー総合支援センターの方から、「ひきこもりの理解と対応のヒント」と題して講義がありました。

講義後は、グループワークと質疑応答で、ひきこもり地域支援センターと相談支援事業所の連携等について理解を深める時間となりました。

今年度最後、3回目の研修会は、地域移行支援をテーマに、3月に開催される予定です。

平成30年度第8回厚別区地域部会事業所交流会

12月5日(水) 18時30分

 「障がい者事業所の災害対応プランづくり」の講演や、「震災発生から、サービス復帰まで」の厚別区内をサービス提供エリアとする事業所の方からの話題提供の後、グループワークが行われました。

 グループワークでは、
①9月の震災発生後どのように動いたか
②もし震災がこんな時に起きたら、どんなことに困るだろうか
 ・昼間に起きていたら
 ・冬に起きていたら
 ・電話やメールなどで連絡が出来ない時
③実際に震災を経験し、今後どのような備えをしたらいいだろうか
について、共有や意見交換がされました。

当日は70名程の参加がありました。

今後、各区の地域部会で防災への取組を進め、全市で取り組み状況を共有していく予定です。

第31回札幌市自立支援協議会(全体会)

11月6日(火)

札幌市自立支援協議会(全体会)が開催されました。

今回は、2年に一度の委員改選後に始めて開催された全体会で、会長と副会長の互選から始まった後、前年度までの「さっぽろ障がい者プラン」についての実績報告が、札幌市のご担当の方らかありました。

その後は、各部会やプロジェクトチームからの中間報告や、各プロジェクトチーム活動継続の可否について協議されました。

今回の協議会全体会の資料は、準備ができしだい、札幌市のホームページに掲載される予定です。 次回の協議会全体会開催は、来年春の予定です。

札幌自立支援協議会子ども部会 第7回全体研修会

 10月24日(水)

 WEST19にて、札幌市自立支援協議会子ども部会・札幌市児童発達支援センター会議 

 第7回 全体研修会が開催されました。

 この研修会は、札幌市内において、児童期の発達支援に関わる関係機関及び関係者が一堂に会して、発達支援に係わる現状と課題を確認、理解し、関係者の資質の向上を図ることを目的とし、年1回開催されています。

 自立支援協議会の子ども部会と児童発達支援センター会議の合同研修会となっており、参加者は、約270名ほどでした。

 今回は、「心に傷をもった子どもへの支援」~震災・虐待を受けた子ども達を地域で支えるために~というテーマで、基調講演とシンポジウムの二部に分かれてテーマについて語られ、学びを深めました。

 用意された座席が足りなくなりそうなほど、たくさんの子どもに関わる支援を行っている皆さまが集まっており、テーマに対しての関心の高さがうかがえます。

  第1部の基調講演は、札幌市子ども発達支援総合センター所長の上田敏彦先生より、医療的な側面から「トラウマ」というものの説明をふまえつつ、震災や虐待などで心に傷をおった子ども達と関わる際の要点や対話で心かけたいこと等についてお話がありました。

 様々なお話がありつつも、最後に「基本的なことは、子どもが何かを表現した時に寄り添ってあげることが大切です」という言葉が印象的でした。

 第二部はシンポジウム形式で行われました。

 シンポジストは、札幌市保健福祉局保健所母子保健係長の筒井有美氏、札幌市子ども未来局児童相談所相談二係長の森岡祥広氏、社会福祉法人札幌療育会ノビロ学園長の遠藤光博氏の三名です。  進行は、子ども部会の北川部会長。助言者に基調講演でお話をした上田先生でした。

 筒井氏からは母子保健の立場から、いくつかの事例も含めて地域でつながりを持つための保健師の活動をお話。

 森岡氏からは児童相談所からの立場から、被虐待児の地域支援についてのお話。

 遠藤園長からは、ノビロ学園に入所し日々関わっている子ども達の様子と根気強い支援者の関わりによって変化し、成長していく子ども達の姿についてのお話がありました。

 助言者の上田先生からは、「医師の力だけでは心に傷をもった子ども達への支援は難しい。子ども達がどういう生き方、育ち方をしてきたのか、子ども達の成長の軌跡を色々な職種の視点から連携を取りながら支援をしていきたい」というまとめでシンポジウムは終了しました。

 全体的にとても興味深いお話がたくさんあり、約2時間半の研修会でしたが、あっという間に終了してしまったという印象で、改めて多くのことを学ぶことができました。

平成30年度ワン・オール主催 「人材育成」と「スキルアップ」研修

 9月21日

 ワン・オール主催の「人材育成」と「スキルアップ」研修が、札幌市視聴覚障害者情報センター2F大会議室において開催されました。

 今回のテーマは「家族」です。

 フリーソーシャルワーカーの木村晃子氏をお招きし、「家族を理解する~家族システムから学ぶ相談支援の視点」について講演していただきました。

 研修は、最初に「家族を理解すること」「家族の構造理解(家族システム論)」という知識を学座学。

 

 その後二人一組になっての「ジェノグラム面接演習」

 グループワークを織り交ぜた「事例から家族を考える」時間など行いました。

 参加者の皆さまからのアンケートでは、「本人を理解するために、背景にある家族にことを理解したい。」「ジェノグラムが、家族、本人の歴史を語るものだと気づいた。」「家族支援について、もっと学びを深めたい。」等の感想が寄せられており、充実した研修となりました。研修の継続を望む声も聞かれました。

 参加された皆さま、ありがとうございました。

 

 

平成30年度 第2回 南区地域部会 公開事例検討会

 9月28日(金)

 今年度第2回目の南区地域部会 事例検討・課題抽出部会が主催する公開事例検討会に行ってきました。

 この日は、事例検討・課題抽出部会の構成員の皆さまの他に、南区の相談支援事業所やサービス事業所、実習に入っていた大学生の方など幅広く19名の方が参加していました。

 南区の事例検討会は、前半は事例発表とアセスメント。後半のグループワークという形で進み、グループワークの意見交換は見学者の方達も積極的に参加されていました。

 今回の事例提供は、リハビリハウス輪(宿泊型自立訓練事業)さんから。

 ご本人の希望、想いにどう寄り添っていくのか? ご本人に合う仕事をどのようにマッチングしていくのか?等の検討課題について事例検討が展開されました。

 今回も検討してもらい課題について、それぞれのグループからたくさんの視点からの意見が出ていました。

 課題はたくさんありつつも、前向きにご本人を支援していきましょうという場の雰囲気がとても良かったです。

 今回の事例検討会の検討結果をもとに来月に開催される、事例検討・課題抽出部会で地域課題の抽出がされる予定になっています。

そして全2回の公開事例検討会から抽出された課題に添い、年明けに専門家を招致して研修会が開催される予定になっています。

 2つの事例から出された課題からどのような研修会が開催されるのか。

 また、この場でご報告させていただきます。

平成30年度第1回相談支援部会企画推進室研修会

8月30日(木)

札幌市自立支援協議会相談支援部会企画推進室主催で、研修会が開催されました。

はじめに、企画推進室と今回の研修趣旨説明の後、ワン・オールから「札幌市の相談支援の歴史」についてと、札幌市障がい福祉課から「相談支援体制の充実・強化に向けた取り組みについて(30年4月6日部長通知)」等についての、講義と説明がありました。

研修の後半は、「札幌市の相談支援の連携 これからを一緒に考えよう」をテーマに、指定相談支援事業所と委託相談支援事業所の実際の連携例を参考に、グループワークが行われました。区を越えてお互いの事業所の連携状況について情報交換を行ったり、今後の連携について考えたりする貴重な機会となったようです。

 

管理者の思いを共有する座談会<白石・厚別>が開催されました!

6月21日(木)

 札幌市自立支援協議会のヘルパーの技術向上に関するプロジェクトチームが主催し、居宅介護事業所の管理者やサービス提供責任者を対象とした、「管理者の思いを共有する座談会<白石・厚別>」が、社会福祉法人楡の会を会場に開催されました。この座談会は、前年度にも一度開催されており、今回が2回目の開催となります。

 座談会の冒頭で、今回の主旨や協議会の説明があった後、「事業所運営における成功事例・失敗事例」についての実践報告。その後、グループ交流が行われました。

 グループ交流では、①困り感、板挟み感 ②失敗事例・成功事例 ③他事業所との繋がり、前向き感、こうなるといいね感 ④求められる事業所になるために 4つのテーマで話され、全体共有もされました。

 今後は、7月に3回目、9月に4回目も開催予定です。4回目までの座談会で話された内容や、アンケート結果も参考に、今後も、ヘルパーの技術向上や、介助者不足の課題解決に向けて取組んでいく予定です。