カテゴリー別アーカイブ: 札幌市自立支援協議会

豊平区地域部会 防災部隊

7月25日(木) 18:30~20:00

 豊平区地域部会防災部隊の第2回目が開催されました。取材のご了解をいただき、お邪魔させていただきましたので、内容を少しお伝えさせていただきます。

 防災部隊とは? 今年9月の豊平区地域部会定例会開催のタイミングをゴールとした、豊平区地域部会の新たな組織です。9月の定例会は、防災への取組をテーマに開催されます。その9月の定例会開催の準備を、防災部隊では進めていますので、防災という地域課題についての取組のための、有期限(数ヶ月)で明確な目的を持った組織が、豊平区地域部会防災部隊ということになります。

 今回の防災部隊での検討内容は、①市や区で行う防災訓練への参加、②防災マップつくり、③避難マニュアルの整備の3点です。

 特に時間をかけて話合われたのは、②の防災マップつくりでした。一旦の結論は、豊平区を面積を基準に6つの地域に分割し、地図上等に必要な情報を掲載していくこととなりました。掲載したい情報は、事業所の基本情報や各事業所にある備品(車いすや発電機、車両等)、ガソリンスタンド、コンビニエンスストア、災害対応自動販売機、大型スーパー、AED、医療機関、公衆電話、携帯充電場所、緊急貯水槽、高所の避難場所です。地図については、既に公園や避難所、学校等が掲載されているものを使うこととなりました。この防災マップを、9月の定例会で実際に作成する予定です。

 また、①の市や区で行う防災訓練への参加については、9月以降に豊平区内で開催される防災訓練(講演会含む)に、豊平区地域部会に関わりのある事業所等の参加を進めていくため、8月の定例会で防災訓練の開催情報をお伝えできるように、準備を進めていくこととなりました。③の避難マニュアルの整備についても、豊平区内の法人や事業所の既存のマニュアルを共有する予定です。

 次回防災部隊は、8月下旬に3回目が開催され、更に準備が進められていくこととなりました。

 今回取材にご協力いただいた、豊平区地域部会防災部隊の皆様、ありがとうございました。

第32回 札幌市自立支援協議会(全体会)

 令和元年5月21日(火)

 第32回札幌市自立支援協議会(全体会)が開催されました。

 はじめに、各部会(10の地域部会と3つの専門部会)の部会運営で工夫していることや困っていることを中心に報告と意見交換があり、各部会の活動や構成員についてなどの情報共有がされました。 

 その後、運営会議とプロジェクトチームの活動報告が行われています。

 運営会議では、改めてプロジェクトチームのあり方や設置の際の手続きについて整理されたこと、移動に関する課題の検討体制について運営会議で検討されたことが報告されています。

 運営会議の議論整理をもとに、今回の全体会では、新たに「移動に関するプロジェクトチーム」の発足が承認されています。

 移動に関するプロジェクトチームは、札幌市各所でなされてきた移動に関する議論を整理した上で、当事者や事業者等にアンケート調査を実施し、札幌市の移動に関する課題の現状をわかりやすく見えるようにし、次期「さっぽろ障がい者プラン」にむけた提案事項をまとめることを大きな活動の重点項目とし、新たに活動を開始します。

 ここまでの報告と協議を終えて、協議会会長より、札幌市障がい福祉課企画調整担当課長へ、平成30年度協議会の『年間活動報告書』が手渡されました。

 また、今回は昨年9月に発生した北海道胆振東部地震後、各地域部会、専門部会等でまとめた「防災に関するまとめ」もあわせて提出しています。

他にも、さっぽろ障がい者プラン2018の見通しと実態調査についての説明、札幌市自閉症・発達障害支援センター「おがる」からの情報提供もありました。

 今回の協議会全体会の資料は、準備ができしだい、札幌市のホームページ、およびワン・オールのホームページに掲載される予定です。

 次回の協議会全体会開催は、秋頃の予定です。

南区地域部会 事例検討・課題抽出部会 専門家招致研修会

平成31年2月22日(金)

南区地域部会 事例検討・課題抽出部会 専門家招致研修会へ行ってきました。

 南区地域部会の事例検討・課題抽出部会は、2回の事例検討(事例検討の様子はこちら→第1回第2回)を経て、浮かび上がった課題に対しての専門家をお呼びして研修会を行うという形を取っています。

 今年度の専門家招致研修会では、北海道地域定着支援センターの所長 石井隆氏をお招きして、いわゆる罪を犯した障がい者(触法障がい者)の実態と関わり、定着支援センターの業務と役割についての具体的な事例も紹介いただきながら学ぶ時間となりました。

「犯罪」「刑務所から出てきた」という言葉を聞くと、やはりどうしても身構えてしまうことがある社会で、石井氏は基本姿勢として「犯罪を犯した人」ではなく「福祉の支援が必要な人」という視点を大切にし、障がいがあるがゆえに罪を犯した人という姿勢で関わっているというお話がありました。

 罪を犯してしまったという事実は変えられませんが、その方達の背景にあるものをとらえ、その方達の孤独に寄り添い、支えていくというお話は、触法障がい者という事だけではなく、福祉の専門家としては必ず持っていなくてはならない視点であり、改めて考えることも多い時間となりました。

 具体的な事例もあったことにより、参加した相談支援事業所や日中活動事業所、グループホーム等の方からも感想や質問などもたくさん出ていました。

 

西区地域部会 「元気の出る交流会!2018」Part19

平成31年2月20日(水)

西区地域部会 「元気の出る交流会!2018」Part19へ行ってきました。

 西区は11月の全体会から一貫して防災と地域共生をテーマで話が進んでいます。

 今回は、「福祉のまちづくりは住民と施設の連携で~拓北あいの里ケア施設町内会の取組み~」と題し、北海道医療大学看護福祉学部 准教授の長谷川聡氏の講演と質疑応答が行われました。

 「ケア施設町内会」

 ちょっと馴染みのない名称ですが、この拓北あいの里ケア施設町内会は、拓北・あいの里連合町内会地区にある介護・福祉・医療施設(団体会員)と、この地区に住む介護・福祉・医療等の施設職員・専門家(個人会員)を会員とする「みなし単位町内会」です。

 団体会員も個人会員も、それぞれの所在地・住所の単位町内会との二重加入が可能で、施設・専門家と住民の、そして同じ地域の施設・専門家どうしの親睦・交流と、地域への貢献を目的として2010年2月に発足し、翌春に連町と地区社会福祉協議への加入が認められた町内会だそうです。

 毎月の例会ではテーマをたてて自分達の地域の状況を共有。住民向けに行われる研修会の講師は地域の専門官が担当、地域の事業所見学の時には相談コーナーを設けるなど、住民と福祉・医療が連帯・共同し福祉のまちづくりを進める活動をしています。

 また今回の北海道胆振東部地震後は、毎月のように防災・減災の話がされているようです。

 長谷川先生のお話の中で、地域のネットワークを広げていく取組みのためのコミュニケーションのコツとして①人は三度あると仲良くなる、②苦労を共にすると仲良くなる、というお話が印象的でした。

 この二つを大切にすることによって、研修会や会議などで集まるだけではなく、お祭りや勉強会、避難訓練など一緒に作業を共同することによって、一緒に地域をつくっていく仲間にという感覚で活動を続けていけるのだろうと感じました。

 西区以外の地域の方や行政の方も含め、約65名の方が参加した研修会でした。

 長谷川先生のお話の後は、先生が壇上からフロアに下りて、フロアとの質疑応答や意見交換等なり、全体通して、北区の拓北・あいの里地域で行われている地域活動についての実践を学ぶ時間となりました。

 9月、11月、1月、そして今回2月の元気の出る交流会と、西区地域部会では地震後の地域の動きを障がい福祉の視点だけにとどまらず、地域づくりの視点も絡めて活動を続けています。 

 ワン・オールが各地域部会の地震の振り返りの場に参加させていただくと、どこの地域でも「まずは普段の関わりから」という話をよく聞きます。

 今回のことをきっかけに、小さな単位からでも更に住みよい地域づくりが札幌のあちこちで継続されるとよいな・・・と感じた時間でした。

 西区地域部会のみなさま、ありがとうございました。

西区地域部会 平成30年度第5回全体会

 1月24日(木)

 札幌市自立支援協議会西区地域部会の今年度第5回の全体会へ行ってきました。

 西区地域部会では、9月の北海道胆振東部地震の発生から、連続のテーマで災害時の対応と振返り、今後へ向けての話が継続して行われています。

 9月27日(木)開催の全体会では、地域部会の構成員の皆様による「その時どうだったか?」というテーマでグループワークで情報を共有。

 11月22日(木)開催の全体会では、はじめに「北海道胆振東部地震における西区役所の対応」と題し、西区役所保健福祉課地域福祉係長の久保田氏より当日の区役所の動きの話をいただき、その後、就労、児童、学校、入所・通所、医療・相談など分野に分かれたグループワークでお互いの状況確認と分野ごと検討が行われました。

 そして、今回1月の全体会では、さらに話を地域の活動や障がい当事者の皆さまの生活にも目を向け、シンポジウム形式で多くの方の「その時と今、これから」についての発表を聞き、全体で共有をしました。

 今回は、民生委員の方、まちづくり推進センターの方、障がい当事者の方、保護者の立場の方、高齢分野の地域包括支援センター、養護学校、そして医療機関という計8名の方からの報告と質疑応答が行われました。

 それぞれのお立場から、震災時に行っていたこと、またいつ起るかわからない今後に対して今行っている備えなどについての発表がありました。

 どの方も同様に「冬ではなくて良かった」「あの地震が冬に起っていたらどうなっていただろう」という話が出ています。また、未だにその当時のことを思い出したり、何度も水をくみに行った公園のそばを通ると不安になるという当事者の方のお話を聞くと、本当にあの地震が私たちに残したものが、とても大きなものだったのだと改めて考えさせられた時間でした。

 

 発表者みなさんのお話がとても興味深く、「こんな活動が地域で行われていたのか・・・」という発見や「もっとお話を聞いてみたい」「具体的にこれからどのような活動をしていくのだろう?」ともっと知りたい、つながりたいという気持ちになる会でした。

 地震発生後から今現在まで、連続で同じテーマを取り上げている西区地域部会だからこその工夫や、その後の展開を見据えている部会の取組みだと感じます。

 今後、西区地域部会では、2月にも「防災」をテーマに勉強会を企画されています。

 2月20日(水)「西区地域部会 元気の出る交流会Part19」では、『地域共生社会における地域防災~安心して暮らせるまちを目指して~』というタイトルで講演会が企画されています。

 詳しい情報は、以下の西区地域部会のページをご参照ください。

 ⇒西区地域部会のページへ

清田区地域部会 全体会

 1月23日(水)

 札幌市自立支援協議会 清田区地域部会の全体会へ行ってきました。

 『震災時の対応を振り返り考える~気づいたこと、今度につなげること~』というテーマで、清田区地域部会と清田区障がい福祉関係者等ネットワーク会議の共催研修会という形で行われました。

 最初に清田区役所保健福祉課より区役所での震災対応の振り返りと福祉避難スペース、福祉避難所についての報告と説明があり、その後、東日本大震災を函館で経験された清田区第2包括支援センターの主任ケアマネジャーの渡邊氏より、北海道胆振東部地震での清田区の包括支援センターの動きや日々の備えとして行っておくこと等についての講演、講演後に参加者のグループワークが行われました。

 

 グループワークでは、それぞれ「その時どのような対応をしたのか」「今後の対応策として考えられることは?」というお題を書き出し、まとめて意見を共有するというやり方で行われました。

 自分達のグループだけではなく、他のグループの意見も周りながら見る事によって、情報が増えたり、知識が深まるなどの効果があり、それぞれのグループの意見を眺めながら、場が賑やかに進んでいったのが印象的でした。

 

 

 「災害」をテーマとして、札幌市の各地域部会でそれぞれ振り返りや今後に向けての話が9月以降行われていますが、どこの地域でも「日頃からのつながり」「日頃からの備え」がキーワードになっています。

 渡邊氏の話の中でも「日常からの地域連携が有効に機能していれば、災害の初動時から効果的な支援ができる」というお話があり、これについては地震後、支援者の誰もが感じているところだと思います。

 今後、その「連携」を具体的にどのように進め、どのように有効にしていくのかという活動については、高齢や障がいなど分野問わず地域で話していく必要性を強く感じた研修会でした。

第31回札幌市自立支援協議会(全体会)

11月6日(火)

札幌市自立支援協議会(全体会)が開催されました。

今回は、2年に一度の委員改選後に始めて開催された全体会で、会長と副会長の互選から始まった後、前年度までの「さっぽろ障がい者プラン」についての実績報告が、札幌市のご担当の方らかありました。

その後は、各部会やプロジェクトチームからの中間報告や、各プロジェクトチーム活動継続の可否について協議されました。

今回の協議会全体会の資料は、準備ができしだい、札幌市のホームページに掲載される予定です。 次回の協議会全体会開催は、来年春の予定です。

札幌自立支援協議会子ども部会 第7回全体研修会

 10月24日(水)

 WEST19にて、札幌市自立支援協議会子ども部会・札幌市児童発達支援センター会議 

 第7回 全体研修会が開催されました。

 この研修会は、札幌市内において、児童期の発達支援に関わる関係機関及び関係者が一堂に会して、発達支援に係わる現状と課題を確認、理解し、関係者の資質の向上を図ることを目的とし、年1回開催されています。

 自立支援協議会の子ども部会と児童発達支援センター会議の合同研修会となっており、参加者は、約270名ほどでした。

 今回は、「心に傷をもった子どもへの支援」~震災・虐待を受けた子ども達を地域で支えるために~というテーマで、基調講演とシンポジウムの二部に分かれてテーマについて語られ、学びを深めました。

 用意された座席が足りなくなりそうなほど、たくさんの子どもに関わる支援を行っている皆さまが集まっており、テーマに対しての関心の高さがうかがえます。

  第1部の基調講演は、札幌市子ども発達支援総合センター所長の上田敏彦先生より、医療的な側面から「トラウマ」というものの説明をふまえつつ、震災や虐待などで心に傷をおった子ども達と関わる際の要点や対話で心かけたいこと等についてお話がありました。

 様々なお話がありつつも、最後に「基本的なことは、子どもが何かを表現した時に寄り添ってあげることが大切です」という言葉が印象的でした。

 第二部はシンポジウム形式で行われました。

 シンポジストは、札幌市保健福祉局保健所母子保健係長の筒井有美氏、札幌市子ども未来局児童相談所相談二係長の森岡祥広氏、社会福祉法人札幌療育会ノビロ学園長の遠藤光博氏の三名です。  進行は、子ども部会の北川部会長。助言者に基調講演でお話をした上田先生でした。

 筒井氏からは母子保健の立場から、いくつかの事例も含めて地域でつながりを持つための保健師の活動をお話。

 森岡氏からは児童相談所からの立場から、被虐待児の地域支援についてのお話。

 遠藤園長からは、ノビロ学園に入所し日々関わっている子ども達の様子と根気強い支援者の関わりによって変化し、成長していく子ども達の姿についてのお話がありました。

 助言者の上田先生からは、「医師の力だけでは心に傷をもった子ども達への支援は難しい。子ども達がどういう生き方、育ち方をしてきたのか、子ども達の成長の軌跡を色々な職種の視点から連携を取りながら支援をしていきたい」というまとめでシンポジウムは終了しました。

 全体的にとても興味深いお話がたくさんあり、約2時間半の研修会でしたが、あっという間に終了してしまったという印象で、改めて多くのことを学ぶことができました。

平成30年度 第2回 南区地域部会 公開事例検討会

 9月28日(金)

 今年度第2回目の南区地域部会 事例検討・課題抽出部会が主催する公開事例検討会に行ってきました。

 この日は、事例検討・課題抽出部会の構成員の皆さまの他に、南区の相談支援事業所やサービス事業所、実習に入っていた大学生の方など幅広く19名の方が参加していました。

 南区の事例検討会は、前半は事例発表とアセスメント。後半のグループワークという形で進み、グループワークの意見交換は見学者の方達も積極的に参加されていました。

 今回の事例提供は、リハビリハウス輪(宿泊型自立訓練事業)さんから。

 ご本人の希望、想いにどう寄り添っていくのか? ご本人に合う仕事をどのようにマッチングしていくのか?等の検討課題について事例検討が展開されました。

 今回も検討してもらい課題について、それぞれのグループからたくさんの視点からの意見が出ていました。

 課題はたくさんありつつも、前向きにご本人を支援していきましょうという場の雰囲気がとても良かったです。

 今回の事例検討会の検討結果をもとに来月に開催される、事例検討・課題抽出部会で地域課題の抽出がされる予定になっています。

そして全2回の公開事例検討会から抽出された課題に添い、年明けに専門家を招致して研修会が開催される予定になっています。

 2つの事例から出された課題からどのような研修会が開催されるのか。

 また、この場でご報告させていただきます。

平成30年度第1回相談支援部会企画推進室研修会

8月30日(木)

札幌市自立支援協議会相談支援部会企画推進室主催で、研修会が開催されました。

はじめに、企画推進室と今回の研修趣旨説明の後、ワン・オールから「札幌市の相談支援の歴史」についてと、札幌市障がい福祉課から「相談支援体制の充実・強化に向けた取り組みについて(30年4月6日部長通知)」等についての、講義と説明がありました。

研修の後半は、「札幌市の相談支援の連携 これからを一緒に考えよう」をテーマに、指定相談支援事業所と委託相談支援事業所の実際の連携例を参考に、グループワークが行われました。区を越えてお互いの事業所の連携状況について情報交換を行ったり、今後の連携について考えたりする貴重な機会となったようです。