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ワン・オール主催 令和4年度「人材育成」と「スキルアップ」研修

3月17日(金)

年度末も差し迫ったなか、令和4年度ワン・オール主催「人材育成」と「スキルアップ」研修を開催いたしました。

コロナ禍になってから、ワン・オールの研修もすべてzoomでの研修としてきましたが、今回は約3年ぶりに集まっての研修会となりました。

テーマは「対象者理解を深める事例検討」事例検討にて対象者理解を深めつつ、事業所内やその地域にて事例検討を行う場を作っていくこと、また事例検討と計画相談支援との関係性について制度確認などを行いました。

コロナも落ち着いてきたとはいえ、久しぶりの参集する研修会の企画です。どのくらい参加してくれるかと思っていたのですが、当日は40名ほどのご参加をいたたくことができました。グループワークの時間は、皆さん久しぶりに対面でお会いする方も多かったためか、研修後のアンケートで「グループワークの時間が足りなかったです」というご意見もあるほど、積極的な意見交換が行われていました。

この3年ほどでリモート研修の機会もずいぶん増えたのですが、やはり直接会うこととで研修で学ぶだけではなく、同じ相談支援専門員としての情報交換やつながりの機会も必要とされていると実感しました。

アンケートでもたくさんのご意見をいただきましたので、次年度のワンオール主催研修に役立てて行きたいと思います。事例検討にご協力いただいた皆様、研修にご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

防災・減災セミナー

令和5年1月23日(月)

 公益法人札幌市防災協会主催、「第2回 防災・減災セミナー」がかでる2・7にて開催されました。当日は午前の部、午後の部と分かれており、町内会の方、行政や地域包括支援センターの方など、午前・午後とあわせると150名近くこのセミナーに参加したとのことです。

 ワン・オールは、「知っておきたい!町内会でできる避難支援(障がい者事例を中心に)」というテーマでお話をさせていただきました。町内会で行う要配慮者避難支援の取り組みの必要性についてや、現在ワン・オールがお手伝いさせていただいている障がい当事者の方の個別避難計画作成の取り組みについても実践報告させていただきました。

 たくさんの方にお話を聞いていただき、「ワン・オールの取り組みの中で防災対策のことについて障がいのある方に伝えていく取り組みはありますか?」「名簿を取り寄せると絶対に計画を立てなくてはいけないのだろうか?もっとスピード感のある取り組み方法もあるのでは?」等、具体的な取り組みに関わる質問もいただきました。

 ワン・オールが受託している「誰もが住みやすいあんしんのまちコーディネート事業」では、町内会のみなさまと地域で暮らす障がいのある方達のいざという時の避難支援の取り組みについて、それぞれの地域が活動しやすい取り組みを一緒に考えていきたいと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

【あんしんのまちコーディネート事業】個別避難計画作成のお手伝いをしています。

令和4年11月29日(火)

 ワン・オールでは今年度、障がい当事者の方からのお声がけをいただき個別避難計画作成のお手伝いを行っています。

 ご本人は、重度の障がいがある方で、車いすでお一人暮らしをされており、ほぼ24時間介護が必要な方です。

 計画作成をしていきたいとご本人が思ったきっかけは、やはり北海道胆振東部地震の時。

 停電が起こって、マンションの電動ポンプが止まって断水して、エレベーターも止まった。ほぼヘルパーがいてくれて、在宅避難していたが、また災害が起こったらどうなるだろう・・・というような不安をお聞きしました。そんなお話を聞いたご縁で、個別避難計画作成のお手伝いができないかと思い、ご本人が暮らす地域の地域支援員(各区委託相談支援事業所1カ所に配置)やご本人のサービス等利用計画を作成している相談支援専門員にも協力をお願いし、この活動が始まりました。加えて趣旨をお話したところ、区役所の方やご本人が暮らす町内会の町内会長さんのご理解も得ることができ、この日、初めて顔合わせとご本人の生活の共有、町内会の様子などについて情報共有の場を持つことができました。

 ご本人、町内会、行政それぞれの疑問や課題と思っていること、やらねばと思っているけどなかなか進めることができていないこと等々、ざっくばらんな雰囲気で情報共有をしています。

 具体的な話はこれから詳細を詰めていくことになりますが、このご本人との取り組みが少しずつ障がいのある方の個別避難計画作成の取り組みにつながっていけばと思います。

 これからも進捗をブログでご報告させていただきますので、よろしくお願いします。

東区ふくしマルシェ~さいかいできる輪~

2022年11月12日(土) 13:00~16:00

東区地域部会主催の「東区ふくしマルシェ~さいかいできる輪~」が、3年ぶりに東区民センターの大ホールで開催されました。テーマである、「さいかい」は、3年ぶりにマルシェを「再開」できることと、マルシェに協力参加するみなさまとの「再会」という二つの意味が込められているそうです。

受付で検温と消毒を行い、感染対策をした証にマスクに東区の公式キャラクター「タッピー」のシールを貼って貰います。

来場された方には、東区地域部会に参加されている事業所に通所されている方の手作りストラップのプレゼントがありました。ビーズを使った、とてもおしゃれなストラップです。

 

 

明るく華やかなメイドさんたちが、縁日コーナーへ案内してくれます。

 

 

縁日コーナーでは、子どもたちが楽しめるミニゲームと景品が用意され、来場した子どもたちに大人気でした。

 

 

タッピーの来場も、会場を盛り上げます。

 

 

ステージ発表では、JazzSingerの黒岩静枝さんを始め、合唱、トンペットサークルによる楽器演奏、フラダンスなどが披露され、会場一体となって盛り上がっている様子でした。

 

 

 

 

 

 

福祉バザーでは美味しそうなパンや、目を引く雑貨、新鮮な野菜や手作りのお豆腐などなど、たくさんのお店が建ち並び、多くの人で賑わっています。

 

 

 

 

 

 

最後のステージを盛り上げるのは、カラオケです。来場されている方のエントリーで、様々なジャンルの歌声が響き、パフォーマンスが目を引きます。

 

 

 

 

会場スタッフの羽織っているお揃いのタッピー法被も、お祭り感を際立たせていました。

コロナ禍で、遠のいていた賑わいを感じることができ、マルシェを盛り上げようという、事業所のみなさまの元気も肌で感じることができました。

また来年も開催できることを祈っています!