8月18日13:30。
市役所本庁舎で、7回目のプロジェクトが開催されました。
重症心身障がいの方々の実態を把握するため、これまでに居宅介護事業所と訪問看護ステーション向けにアンケートを実施してきましたが、この度集計結果がほぼ出揃いました(アンケート回答率/居宅約25%、訪看約80%)。
アンケートからは、重症心身障害の方々にサービス提供したいけれども、専門知識や技術を持った人材が不足しているために提供が難しかったり、他職種とのネットワークの必要性を感じていたり・・・といった現状が見えてきました。
今日の会議では、重症心身障がいの方々が安心してサービスを利用できるようになるために核となるのは、居宅介護事業所、訪問看護ステーション、そしてサービス調整の役割を担う地域の相談室、と考えましたが、これからもっと議論を進めていくところです。
アンケートの結果や、いただいたご意見を、まちの課題としてどのように解決していけるのか、ここからがプロジェクトチームの本領を発揮していくところとなりそうです。
(yos)
カテゴリー別アーカイブ: まちプロ
第28回まちの課題整理プロジェクト
5月14日(木)(9:30~11:30)。
市役所本庁舎会議室で第28回まちの課題整理プロジェクト(まちプロ)が開かれました。
提出された課題がそれぞれの部会でどのように話し合われているのか進捗状況を確認する中で、課題解決に向けて取り組みが始まったものもありました。
また、先月17日に話し合われた「重症心身障がい」の方の居宅介護事業所での支援状況や課題を知るためのアンケートも準備が整い、これまで気付けなかった課題が掘り起こせるのではと期待大 !!です。
話し合いでは”課題を解決する上で、きちんと課題の現状把握することも大事”ということから、それぞれの分野に明るい方たちから教わることも必要との意見も上がり、今後その方法についても検討していくことになりそうです。
(YOS)
第5回重複障がいに関する課題整理係る有期プロジェクト
4月17日13:30。
市役所本庁舎で、5回目のプロジェクトが開かれました。このプロジェクトは、『まちの課題整理プロジェクト』(通称「まちプロ」)から提起された集まりです。
これまでの話し合いで、まずは重複障がいの方の中でも「重症心身障がい」の方々に焦点を当てること、実態把握が不充分なので、過去に調査されていない居宅介護事業所を対象にアンケートを実施することが決まりました。
今日は、居宅介護事業所向けアンケートの詰めの作業が行われ、5月中旬にはアンケート調査を開始することになりました。重症心身障がいの方々に対する居宅介護事業所での支援の状況、立ちはだかっている課題などを少しでも浮き彫りにし、解決策を検討する計画です。
これに引き続き、訪問看護ステーションや医療機関等からも課題をあげていただけるよう検討されています。
*参考にどうぞ。
「全国重症心身障害児(者)を守る会」のホームページ
「北海道重症心身障害児(者)を守る会」のホームページ (oku)
第3回重複障がいに関する課題整理係る有期プロジェクト
2月9日(月)午後。
市役所本庁舎で第3回のプロジェクトが開かれました。『まちの課題整理プロジェクト』(通称「まちプロ」)から提起された重症心身障がいの方をはじめ障がいが重く重複している方の課題や支援について、一定の方向を出すために作られた集まりです。
第2回に続き、札幌市の現状を確認しながら、道北地域や旭川市の取り組み状況、支援策の新しい提案などについて話し合われました。
*厚生労働省の平成25年度重症心身障害児者地域生活モデル事業(←クリックすると報告書が見られます)で作成された宗谷地域の「重症心身障害児者居住・資源マップ」。市町村ごとに、児童発達支援、生活介護、短期入所、居宅介護、訪問看護、その他の事業所で重症心身障害児者を支援している事業数を表記しています。
課題解決に向けては①既存事業の精査と改善策の検討②既存事業を有効活用するための方策検討③新しい支援策の検討などが考えられます。しかし、現状では全市的な実態がつかめず、医療的ケアなどを含め現状把握に取りかかることになりました。
具体的には、居宅介護事業所や訪問看護ステーション等へのアンケート調査を予定しています。
3月に開かれる第4回の集まり向けて、数人のメンバーで調査項目等についてたたき台を作ることになりました。
*訪問看護ステーションの名前、住所、連絡先の他に、小児の対応、経管栄養・人工呼吸器・気管カニューレ等への対応状況がひと目で分かるようになっています。
(oku)
第2回重複障がいに関する課題整理係る有期プロジェクト
1月20日(火)の午後。市役所本庁舎。午前に続き外は猛吹雪。
第2回の「重複障がいに関する課題整理係る有期プロジェクト」が開かれました。。
このプロジェクトは、自立支援協議会の中の『まちの課題整理プロジェクト』(通称「まちプロ」)に出された沢山の課題の中から、重症心身障がいの方をはじめ障がいが重く重複している方の課題や支援について掘り下げ、一定の方向を出すために作られた集まりです。 昨年12月に開かれた第1回の集まりでは、家族、障がい者団体代表、福祉支援機関、医療支援機関、自立支援協議会、市役所等のメンバーの方から困っていることや課題になることを自由に発言していただきました。それを受けた第2回は、1回目に出されたキーワードを手がかりに、札幌市の現状を掘り下げることと、先行調査研究、全国全道の先進地の取り組みからの情報を共有しました。重複障がいの方には医療の支援も欠かせませんが、これについての現状把握が弱いことなどが分かりました。。
2月に開かれる第3回の集まりでは、市の現状を更に詳細に把握することと改善策の方向性について論議される予定です。
市役所本庁舎から見た(しつこく)猛吹雪のテレビ塔 (oku)