平成29年6月3日(土)
誰もが住みやすいあんしんのまちコーディネート事業関係で、手稲区千代ヶ丘北町内会の拡大役員会にお招きいただき、活動についてのご紹介をしてきました。
手稲区千代ヶ丘北町内会は、以前より町内見守り活動を行っており、日々の見守りの活動の他に町内を5ブロックに分けて役員・班長で月に一度『見守り活動巡回』を行っているそうです。 また、災害時の要介護者や障がい者に対する『災害時支え合い活動』の取り組みも積極的に進めており、独自に「災害時支え合い活動取り組みステップ」を作成し、現在その計画をもとに町内会での取り組みを進めています。
この秋には避難訓練を行うことを目標に取り組みを進めているとのことで、町内会長や福祉部長を中心に、地域の意識の高さを感じました。
当日は、拡大役員会議の前半の時間に勉強会を行うということで、札幌市保健福祉局総務課とワン・オールからお話をしています。
まず、札幌市保健福祉局総務課地域福祉推進係 筒井係長より「災害に備えた避難行動要支援者名簿情報の提供について」ということで、避難行動要支援者名簿の提供とその活用についての説明を。
次にワン・オールから「誰もが住みやすいあんしんのまちコーディネート事業」の事業報告書から他の町内会での実践紹介や障がいのある方への接し方、避難の際の留意点などについてお話をしています。
また、今回は手稲区の地域支援員が配置されている「相談室こころ ていね」からも同席いただきました。地域の取り組みと相談室がつながっていける一つになればと思います。
千代ヶ丘町内会の活動については、今後も色々と教えていただきつつ、経過をご紹介していければと思います。千代ヶ丘北町内会のみなさま、貴重なお時間ありがとうございました。 (aka)



講義のあとはグループワークで普段の業務の困りごとや相談支援業務についての悩み等を共有、名刺交換などを行っています。

研修会当日は基調講演として東日本大震災を経験された、宮城県石巻市「障がい者相談支援事業所とも」の神童みえ子氏をお招きし、震災時の状況や震災後の避難の様子についてのお話と、その経験から、自助、公助の他に、「近助」の力の大切さについてご講演いただきました。震災時の写真や震災を経験した地域だからこその想いをお話しいただき、改めて日ごろの防災への取組の大切さを感じさせていただきました。
通部長田中氏から、地域での防災への取組や「誰もが住みやすいあんしんのまちコーディネート業務」の利用の経緯等についても紹介していただきました。地域独自の取組や工夫、気づきなどに驚きや感心ばかりでした。まさに「近助の力」について具体的な取組のお話しでした。福島県から避難されてきた障がいのある方として、佐川氏から避難に至った経緯や避難後の生活についてもお話いただきました。避難後の生活の組み立てに「近助の力」が大きな役割を担っていることや、日ごろの備えの大切さを学ばさせていただきました。申込み定員を大幅に超える申込み、会場も定員一杯で座りにくさもある中で皆様最後までのご参加ありがとうございました。

今回の研修で取組事例としてお話いただいた地域への具体的な支援内容や、モデルの個別避難計画等資料も掲載されています。研修でお配りした以外にも部数があります。興味のある方は、札幌市障がい保健福祉部障がい福祉課かワン・オールまでご連絡いただくと、お渡しすることができます。ぜひお手にとってご覧ください。
んだな」





前年度とは少し手法を変えて、2部制にしています。
今日の司会、進行は、先月1年間の予定づくりの時に決めた通り当番の相談支援事業所のピアサポーターとスタッフで。
り、” スタッフが相談にのってもらう会 ”。
内容は、札幌市から相談支援事業の位置づけについてや障害福祉サービスの概要についてのお話をいただいた後に、ワンオールから相談支援の歴史や現状、総合支援法の見直しについてや協議会についても学びました。