令和3年度ワン・オール主催研修「新任職員研修」

令和3年7月12日(月)13:00~17:30

 ワン・オール主催の令和3年度の「新任職員研修」が開催されました。

 昨年度は新型コロナウイルス感染予防のため、研修開催ができず資料提供のみとなりましたが、今年度はオンライン研修という形で開催し、7事業所17名の方に参加いただきました。

 研修内容は、札幌市障がい福祉課から「行政の立場から見た相談支援と協議会」について、ワン・オールから「札幌市の相談支援の歴史と現状」という内容です。

 新任職員研修なので、まずは札幌市の相談支援事業の体制についての基礎を皆様に聞いていただいています。研修終了後のアンケートでも「改めて聞くことが出来て良かった」などの感想がありました。

 

 続いて北星学園大学の永井順子教授から、「ソーシャルワークの理念と障がい者への相談支援」の講義をいただきました。令和元年度にもお話をいただき大変好評だった内容です。

 今回はzoomならではの投票制度を使用し、永井先生からの質問に皆さんが答える場面やブレイクアウトルームという機能を使い、オンライン上でグループワークをしてもらう等、同じ場所に集まることは出来ませんが、オンラインで出来る機能を工夫しながら研修を組み立てていただきました。

 アンケートの感想では「ソーシャルワークの定義と現状について考えさせられた」「グループワークなどを行い、皆さんのいろんな意見が聞けてとても有意義でした」などの感想がありました。

 オンライン研修に参加するのは初めてという方もいましたが、皆様パソコン操作も特に問題なく、無事に研修を終了することができました。ワン・オールもオンライン研修を主催するのは初めてだったので、無事に終了することができとても安心しました。

 まだまだ新型コロナウイルスについては油断できない状況ですが、今後もワン・オールでは、出来ることを模索し工夫していきながら、皆様の実践に役立つ研修を企画、実施していければと思います。参加していただいた皆様、ありがとうございました。

 なお、本研修の資料とアンケートを公開しています。ご入り用の方は以下からご確認ください。※ワン・オールかべ新聞「研修情報面」