平成30年度 第1回 南区地域部会 公開事例検討会

6月19日(火)

 札幌市の10区には、自立支援協議会地域部会がそれぞれ設置されています。

 南区は10区にある地域部会の中でも、自立支援協議会で解決していく地域課題を個々の事例検討から課題を抽出していこうという取組みを「事例検討・課題抽出部会」という一つの部会に位置づけて活動しています。

 活動の中で事例検討を行っている地域部会は他区にもありますが、その取組みを部会に位置づけて活動しているのは、南区地域部会の特徴と言えます。

 南区の事例検討・課題抽出部会では、年2回公開事例検討を行い、その事例検討から地域の課題を抽出し、その解決へ向けての動きとして、課題に即した専門家招致をして学習会等を年度後半に行うという年間スケジュールで活動をしています。

 この日は、今年度第1回目の南区地域部会 事例検討・課題抽出部会が主催する公開事例検討会に行ってきました。

 事例検討はその名のとおり公開で行われており、南区にある福祉事業所、医院、病院などにもご案内の声かけがされ、南区の福祉、医療関係者が集まって行われます。

 参加者は計23名。今回初めて参加する見学者の方も交えて行われました。後半のグループワークは見学者の方も積極的に意見を出されている様子がありました。

 事例提供は、就労支援事業所アーカスさんから。

 事例概要の発表、事例を深めるための質疑応答、提供者が検討したいことについてのグループワークをし、最後に全体共有という流れで進み、質疑応答やグループワークは各グループとても活発に行われている印象を受けました。

 今回の事例検討会の検討結果をもとに来月7月に開催される、事例検討・課題抽出部会で地域課題の抽出がされる予定になっています。

 公開事例検討会は、今年度もう1回行われる予定になっておりますので、また開催された時にはこちらでご報告いたします。

 事例検討会に参加された皆さま、おつかれさまでした。

 また、参加者の皆さま、ブログ取材ご協力ありがとうございました。