3月25日(金)に、今年度2回目の札幌市自立支援協議会全体会が開催されました。
はじめに13の部会から、部会運営で工夫していることや困っていることを中心に、報告や意見交換がされました。その後、まちの課題整理プロジェクトチーム(通称/まちプロ)から、各カテゴリごとの課題解決に向けた取り組み状況と、『さっぽろ障がい者プラン』見直しアクションについての報告が有りました。まちプロについては、課題の交通整理の場だったはずのものが、課題解決に向けた取り組みも行うようになってきているのではということから、今後協議会内の組織の役割や構成員などを検討していくこととされました。
ここまでの報告等を一冊の冊子にまとめた『平成27年度札幌市自立支援協議会年間活動報告書』を、協議会の会長から、札幌市障がい福祉課の担当課長へ提案としてお渡ししました。
その後も、自立支援協議会における研修体系の整理についての検討や、まちづくりサポーターからの活動報告と、発達障がい者支援関係機関連絡会議からの報告がされました。今回の協議会の資料などについては、こちら(札幌市のホームページ)からご覧いただけます。
委員のみなさま、傍聴されたみなさま、遅くまでお疲れ様でした。
(hay)

今年度のHow to研修は全9回(定員10人)開催し、90人ほどの方にご参加頂きました。また、疑問や質問も数多く承りました。

札幌市自立支援協議会相談支援部会のプロジェクトにあたる、企画推進室の研修が開催されました。今回は今年度3回目の研修で、野中式事例検討をベースにグループワークを取り入れた研修会でした。
事例提供者からの基本情報の提供のあと、参加者のみなさんからの質問と、事例提供者からの回答を繰り返しながら、情報を増やしつつ、ご本人の現状や背景、主要主題を把握するアセスメントをしていきました。
プランニングでは、本人と支援者の行動指針を出し合い、十文字表(急ぐ急がないの横軸と、本人とまわりの縦軸)に整理していきました。この十文字表は、事例提供者のお土産として持ち帰られました。