札幌市視聴覚障がい者情報センターにて、今年度2回目となるワン・オール主催「令和7年度 人材育成・スキルアップ研修」を開催いたしました。 今回は38事業所・51名の皆さまにご参加いただき、誠にありがとうございました。
本研修のテーマは、昨年度のアンケートでご要望の多かった「事例検討」とし、企画いたしました。また、主催研修の企画者メンバーを公募し、8事業所の方々と協働して企画・運営を行いました。
当日は、札幌市保健福祉局 障がい保健福祉部 障がい福祉課の佐々木優造氏より、「札幌市の相談支援体制と令和6年度報酬改定について」のご講義をいただきました。

指定相談支援事業所・委託相談支援事業所・基幹相談支援事業所の体制について、非常にわかりやすくご説明いただき、大変学びの多い時間となりました。企画者メンバーからは、「今回の講義内容は、研修参加者だけでなく、札幌市で相談支援に携わる多くの方に聞いてほしい内容だった」との声も寄せられました。
講義に続き、テーマである「対象者理解を深めるための事例検討」を実施しました。 事例検討に入る前には、当所の赤杉より事例検討のルールについて説明を行いました。検討はテーブルを設置せず、ホワイトボード前に椅子のみを配置し、近くの参加者同士でグループを作って意見交換を行う形式で進めました。多くの質問や視点が示され、対象者理解が深まる有意義な時間となりました。

また、これほどの大人数で野中式事例検討を行う機会は多くありませんが、進行・板書・事例提供にご協力いただいた皆さまのおかげで、円滑に実施することができました。心より感謝申し上げます。
企画者メンバーとして参画いただいた方々からも、次のようなご感想をいただいております。
- 企画段階から関わることができ、非常に良い経験となった
- 役割を持って参加したことで、より深い学びにつながった
- 相談員として仲間とのつながりができたことがありがたかった
- 次回も企画者募集があればぜひ参加したい
今回の研修は、事前に応募いただいた企画者メンバーとワン・オールが協働して作り上げた初めての取り組みでしたが、無事に終えることができました。ご協力いただいた皆さまに改めて感謝申し上げます。
次年度も、アンケート結果や今回いただいたご意見を参考に、より良い研修を企画してまいります。









で盛り上がっており、講義のことだけではなく普段の実践のことも共有できた時間だったようです。













実践報告として、避難支援の必要性を当事者(紺野氏)・福祉事業所(居宅介護事業所Fステージ田中氏)、避難支援の取組みを町内会(白石区:北郷東町内会 東副会長)という立場と視点から発表いただき、災害時に起こる対応や平時からどのような準備が必要なのかを考えさせられる内容でした。立木教授からの総評として「防災の取組みは地域だけに任せない」「福祉と防災の連携」について改めて強調いただきました。そして、実践報告を進行された一般社団法人Wellbe design 篠原理事長より最後に「研修を通して、行政は避難行動要支援者の絞り込みと体制整備、福祉は災害の支援力強化、当事者は自助の見直しや準備が各々の宿題である」とまとめてくださいました。

