2月21日(金)。
札幌市自立支援協議会相談支援部会企画推進室主催で研修が開催されました。テーマは、『相談支援事業所と精神科医療機関との“協働”を考える』。
はじめに、さっぽろ香雪病院地域連携室室長の、尾形多佳士氏より「地域移行に関する政策動向の変遷と退院支援の展望」と題して講義がありました。

講義の後は、事例に基づいたグループワークで、相談支援事業所と医療機関が協力して支援を行なうためには、どのようなタイミングで、どのような依頼があるのか?できるのか?等について話し合いました。グループワークでは、それぞれのグループに医療機関の精神保健福祉士が参加できるように事前に調整いただいていたこともあり、相談支援事業所と医療機関の実際の業務を共有し合いながら、検討することができたようです。

平成26年から続いた、相談支援部会の企画推進室というプロジェクトチームは、今年度で終了することとなり、企画推進室主催研修は今回が最後の開催となりました。6年の間、企画推進室に関わられた皆様、研修に参加された皆様、ありがとうございました。

今回は、足寄町役場福祉課 あしょろ子どもセンター センター長の佐々木浩治氏を講師に招いて「児童の発達段階の確認と障がい児支援のポイント」について、2部構成でお話いただきました。














札幌市自立支援協議会相談支援部会のプロジェクトにあたる、企画推進室の研修が開催されました。今回は今年度3回目の研修で、野中式事例検討をベースにグループワークを取り入れた研修会でした。
事例提供者からの基本情報の提供のあと、参加者のみなさんからの質問と、事例提供者からの回答を繰り返しながら、情報を増やしつつ、ご本人の現状や背景、主要主題を把握するアセスメントをしていきました。
プランニングでは、本人と支援者の行動指針を出し合い、十文字表(急ぐ急がないの横軸と、本人とまわりの縦軸)に整理していきました。この十文字表は、事例提供者のお土産として持ち帰られました。


