2月17日(火)18:00
毎月開催されている、手稲区地域部会のまち課題・学習会グループ。先日のイベントの振返りのほか、まちの課題整理プロジェクトからお願いしている『札幌市内の行政窓口に関するアンケート』についてや、3月25日に開催される札幌市自立支援協議会全体会での報告内容についても話し合いがされていました。
(hay)
2月13日(金)。
先々週、先週に続き、委託相談支援事業所のみなさんに区単位で集まっていただき、お話を伺う企画。本日はその最終日。
本日は、午前中に中央区<地域生活支援センターさっぽろ、相談室ぽぽ>、午後は北区<相談室ぽらりす、相談室つぼみ、相談室らっく>、東区<相談室あさかげ、相談室セーボネス>にお邪魔してきました。内容はこれまでと同じく、①各区の地域部会の状況 ②区の相談支援体制の課題 ③精神科退院時の支援 ④ワン・オールへの要望などについてお聞きしたほか、ワン・オールからもお手伝いいただきたいことをお願いしてきました。
これまでの懇談会と同様、その区、その相談室にお邪魔して、直に相談員の方々からお話を伺うことが大切だとしみじみ感じました。それはちょうど、相談にいらした方の言葉のはしはしに込められた思いが、実際にその方の活動先やご家庭に訪問させていただいた時に、言葉でなく体で感じることに似ているようにも思います。
(中央区の相談室のみなさん:地域活動支援センターさっぽろにて)
どの区、どの相談室にお邪魔しても、異口同音に「他の区はどうやっているんでしょうか?」と尋ねられました。それは、例えば地域部会は何人くらい集まっているものですか?とか、運営会議の進行は固定制ですか?交代制ですか?など細かいことです。
(北区の相談室のみなさん:相談室ぽらりすにて) (東区の相談室のみなさん:相談室あさかげにて)
札幌市の今年2月1日の人口は1,943,372人。一番の人口の多い 北区は283,936人、一番少ない清田区でも 116,237人。障がい福祉に限らず、区ごとに色々なことが進んでいるようです。『札幌』というひとかたまりではなく、まずはそれぞれの『区』のことをもっと知りたいと思わされました。全区のお話を聞いた結果は、まとめて報告する予定です。 (oku)
2月10日(火)15:00
相談支援部会定例会が開催されました。
冒頭で、「さっぽ・こども広場」について、こども未来局の療育指導係長から情報提供をいただき、意見交換が行われました。この情報提供が行われた経過については、以前『課題調べシート』でさっぽ・こども広場や、保健センターに関係する課題の報告がされたことを受けてのものでした。
その後は、今年度の相談支援部会で中心的なテーマになっている『委託改革推進』にまつわる報告や検討のほか、新たな『課題調べシート』についての共有や、3月に開催する相談支援部会全体会についての確認などがされました。
今回の定例会の中で報告のあった、相談支援部会企画推進室研修会については、こちらから案内や申込用紙がダウンロードできます。
(hay)
2月10日(火)午後。
相談支援部会定例会の前の時間を使い、「ピアサポーター配置事業所意見交換会」が開かれました。
第1回はH26年1月。この日は通算5回目の集まりでした。
札幌市の委託相談支援事業(正式には「札幌市障がい者相談支援事業」)には、『ピアサポーター配置業務』という仕事があり、障がいをお持ちの方がピアサポーターとして活動して、個別の相談支援業務や勉強会、地域への啓発活動等をするように決められています。
このピアサポーター 配置業務を担っている相談支援事業所は、現在5ヵ所。各事業所の取り組み状況の共有や、事業の課題について整理しています。
併行して、ピアサポーターさん自身による交流会も3ヶ月に1回程度開かれています。両者合わせて、より良いピアサポーター活動の展開を目指しています。
(oku)
2月9日(月)午後。
市役所本庁舎で第3回のプロジェクトが開かれました。『まちの課題整理プロジェクト』(通称「まちプロ」)から提起された重症心身障がいの方をはじめ障がいが重く重複している方の課題や支援について、一定の方向を出すために作られた集まりです。
第2回に続き、札幌市の現状を確認しながら、道北地域や旭川市の取り組み状況、支援策の新しい提案などについて話し合われました。
*厚生労働省の平成25年度重症心身障害児者地域生活モデル事業(←クリックすると報告書が見られます)で作成された宗谷地域の「重症心身障害児者居住・資源マップ」。市町村ごとに、児童発達支援、生活介護、短期入所、居宅介護、訪問看護、その他の事業所で重症心身障害児者を支援している事業数を表記しています。
課題解決に向けては①既存事業の精査と改善策の検討②既存事業を有効活用するための方策検討③新しい支援策の検討などが考えられます。しかし、現状では全市的な実態がつかめず、医療的ケアなどを含め現状把握に取りかかることになりました。
具体的には、居宅介護事業所や訪問看護ステーション等へのアンケート調査を予定しています。
3月に開かれる第4回の集まり向けて、数人のメンバーで調査項目等についてたたき台を作ることになりました。
*訪問看護ステーションの名前、住所、連絡先の他に、小児の対応、経管栄養・人工呼吸器・気管カニューレ等への対応状況がひと目で分かるようになっています。
(oku)
2月6日(金)。
先週金曜日(1/30)に続き、委託相談支援事業所のみなさんに区単位で集まっていただき、お話を伺う企画の第2弾。
本日は、午前中に南区<相談室ほくほく、ほっと相談支センター>、午後は手稲区<相談室ていね、相談室こころていね>、西区<相談室すきっぷ、相談室ぽれぽれ>にお邪魔してきました。先週と同じく、①各区の地域部会の状況 ②区の相談支援体制の課題 ③精神科退院時の支援 ④ワン・オールへの要望などについてお聞きしたほか、ワン・オールからもお手伝いいただきたいことをお願いしてきました。
(南区の相談室のみなさん:相談室ほくほくにて)
先週お邪魔した区を含め、どの区、どの相談室も、従来からの相談に加えサービス等利用計画に関する相談が増え日常の相談活動に大変努力されていること、その中で安定して相談員を確保することやスタッフ育成に苦労されている様子などが分かりました。
(手稲区の相談室のみなん:相談室ていねにて)
また、区内の指定相談支援事業所のみなさんと合同で、仕事が終わってからの数時間、月1~2回のペースで半年間、「新任研修」を実施し、深い繋がりを作ってきた経験もお聞きできました。
先週に引き続き、ペーパーで区の状況を把握するだけでなく、その場、その区、その相談室にお邪魔し、相談員の方々から直接お話を伺うことが重要だと感じさせられました。
(西区の相談室のみなさん:相談室すきっぷにて) (oku)
2月4日(水)午後。室蘭市民会館。
「室蘭市障がい者総合相談支援室・げんせん」室長の I さんから声をかけていただきました。キッカケは、ご一緒した北海道相談支援従事者研修のグループワーク。当初は自立支援協議会の研修として企画されていたそうですが、最終的には市の『障がい者理解促進事業』の研修会と位置づけられたとのことでした。
「地域で支え合う社会の実現」というテーマをいただき、札幌市の相談支援や自立支援協議会の取り組み状況、障がいの方をめぐる『地域』や『支援』の状況とこれからの考え方、身近な地域の人たちで支えあうひとつの取り組みとして札幌市が行っている「ぬくもりサポート事業」の紹介などを行ってきました。
研修会終了後、げんせんのスタッフのみなさんと、いただいた冷たいカフェラテを飲みながら、相談支援活動の苦労話などを伺いました。同じような課題や悩みをもちながら進んでいるのだなぁと感じました。
会場の「室蘭市民会館」
複合商業施設 ”ぷらっと。てついち” が 併設!
室蘭市の人口は89,380人(H27年1月末)。
市から委託を受けている相談支援事業所は「げんせん」と「室蘭市相談支援センター らん」の2ヵ所。相談支援事業所1ヵ所当たりの人口は44,690人。札幌市は人口1936,016人(H27年1月1日)、委託相談支援事業所はワン・オールを入れて20ヵ所で1ヵ所当たりの人口は96,800人。
相談支援事業はどんな役割を発揮するのか、できるのか。それぞれの街で「地域で支え合う」をどう作るのか。人口密集度、交通の利便性、諸サービスの充実度など、単純には比較できませんが 考えさせられました。
「雪がない!!」と驚いた東室蘭駅
(oku)