6月29日(木)
「誰もが住みやすいあんしんのまちコーディネート事業」の外部アドバイザー会議を開催しました。
あんまち事業では、ワン・オールスタッフが行っているコーディネーター業務に対して、災害支援施策について情報提供、支援体制への助言、支援団体への支援など、災害支援について幅広い知見からご意見、助言を外部機関よりアドバイスをお願いしています。
今年度は、札幌市以外の災害支援の現状などについても知りたい、共に色々考えていけないかということでオブザーバーとして、北海道保健福祉部総務課危機管理係、北海道民生委員児童委員連盟の方にもご参加いただきました。また札幌市でも今年度から地域福祉・生活支援課要配慮支援調整担当係が設置され、昨年度よりもご出席いただける人数も増え、色々な視点からの意見交換や情報共有を行うことができました。
内容は、あんしんのまちコーディネート事業の令和4年度の活動報告および令和5年度の活動計画の報告。そして、特にテーマは設けず出席者による意見交換を行いました。
特に令和4年度から5年度にかけて、身体障がいのある方の個別避難計画を町内会や行政、福祉担当者と一緒に作成するという活動にワン・オールがあんしんのまちコーディネート事業のコーディネーターとして一緒に関わり、進めることができたという実践から、今後この事業をどのように進めていくのか、本来的に要配慮者の皆様の避難支援についてどのように連携をしていけば良いのか、そして避難したその後についてもどう考えていくのかなど、事業のことだけではなく、広く要配慮者の避難支援という視点から様々な立場のアドバイザーやオブザーバーの皆様から多様なご意見をいただき、あっという間に1時間半の会議時間が終了していました。
今年度は10月2日に大きな研修会の開催も予定しています。今後も外部アドバイザー会議でいただいたご意見・ご助言をもとに札幌市の避難支援の取組の一つとしてあんしんのまちコーディネーター事業として町内会と地域で暮らす障がいのある方がつながる機会が増えていくお手伝いができればと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。