【あんしんのまちコーディネート事業】個別避難計画作成のお手伝いをしています。

令和4年11月29日(火)

 ワン・オールでは今年度、障がい当事者の方からのお声がけをいただき個別避難計画作成のお手伝いを行っています。

 ご本人は、重度の障がいがある方で、車いすでお一人暮らしをされており、ほぼ24時間介護が必要な方です。

 計画作成をしていきたいとご本人が思ったきっかけは、やはり北海道胆振東部地震の時。

 停電が起こって、マンションの電動ポンプが止まって断水して、エレベーターも止まった。ほぼヘルパーがいてくれて、在宅避難していたが、また災害が起こったらどうなるだろう・・・というような不安をお聞きしました。そんなお話を聞いたご縁で、個別避難計画作成のお手伝いができないかと思い、ご本人が暮らす地域の地域支援員(各区委託相談支援事業所1カ所に配置)やご本人のサービス等利用計画を作成している相談支援専門員にも協力をお願いし、この活動が始まりました。加えて趣旨をお話したところ、区役所の方やご本人が暮らす町内会の町内会長さんのご理解も得ることができ、この日、初めて顔合わせとご本人の生活の共有、町内会の様子などについて情報共有の場を持つことができました。

 ご本人、町内会、行政それぞれの疑問や課題と思っていること、やらねばと思っているけどなかなか進めることができていないこと等々、ざっくばらんな雰囲気で情報共有をしています。

 具体的な話はこれから詳細を詰めていくことになりますが、このご本人との取り組みが少しずつ障がいのある方の個別避難計画作成の取り組みにつながっていけばと思います。

 これからも進捗をブログでご報告させていただきますので、よろしくお願いします。