【あんしんのまちコーディネート事業】要配慮者避難支援について~北都町内会(白石区)

令和4年7月27日(水)研修開催

 今回の研修は、白石区の北都町内会のみなさん向けに研修を開催しております。町内会の各班から24人に参加いただきました。
 冒頭、北都町内会 豊間根会長から挨拶の中で、東日本大震災の発災時に仙台市にいて、防災の大切さを実感された旨の話があり研修がスタート。

 前半は、白石区保健福祉課 中村活動推進担当係長から要配慮者避難支援について説明があり、避難支援のためのルール作りや避難行動要支援者名簿について、解説がありました。

 後半は、ワン・オール髙村から、実際の避難支援の事例や動きについて説明をしました。これまで、ワン・オールとして町内会と共に企画してきた研修や避難訓練の内容、内閣府のモデル事業(岡山市)で取り組まれているケアマネジャーや相談支援専門員が関わる個別避難計画の作成について紹介しました。

 次に、町内会に求められる防災活動の意義や目標についてお伝えしました。大事なことは「まずはやってみる」をキーワードに、町内会として、無理のない範囲から取り組むことが必要なのではないかと提案しました。また、北都町内会が大きな川に挟まれている地理的な特徴から、ハザードマップの必要性についても触れています。

 避難行動要支援者名簿に載っている人は、福祉サービスを使っていたり、福祉関係者が関わっていることが多いため、町内会と役割分担しながら、巻き込みながら、進めていってほしい。そのための「横串し」、繋いでいくお手伝いをワン・オールか担います、と締めくくりました。

 最後に、地域支援員として参加されていた相談室あゆみの山田さんから、自己紹介と地域支援員の事業説明をしてもらい、研修は終了しました。単位町内会向けで24人もの参加があり、区役所と役割分担しながら、制度と実際の紹介ができ、とても有意義な、次に繋がる研修となりました。