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令和4年度ワン・オール主催研修「新任職員研修」

令和4年8月1日(月)13:00~17:30

ワン・オール主催の令和4年度の「新任職員研修」が開催されました。

 今年度も新型コロナウイルス感染予防のためオンライン研修という形で開催し、11事業所16名の方に参加いただきました。今年度は6月から2事業所が新規開所ということもあり、いつもよりも少し遅い時期に開催となっています。

 研修内容は、札幌市障がい福祉課から「行政の立場から見た相談支援と協議会」について、ワン・オールから「札幌市の相談支援の歴史と現状」という内容です。新任職員研修なので、まずは札幌市の相談支援事業の体制についての基礎を皆様に聞いていただいています。資料も多かったのですが、受講された方は皆様集中して受講されている様子がありました。

 今回は講義と講義の合間に参加者自己紹介の時間を作ってみました。コロナ禍となりなかなか他の相談支援事業所と実際に会ってやり取りが少なくなってきているため、集まっての研修であればできる名刺交換や雑談、情報交換の時間の代わりまでにはなりませんが、この研修をきっかけに何かのやり取りができれば良いかと思っています。

 後半は北星学園大学の永井順子教授から、「ソーシャルワークの理念と障がい者への相談支援」の講義をいただきました。投票機能やブレイクアウトルームを使ってのグループワークなど、受講者の皆様にも参加いただけるような講義となりました。アンケートでは「基本的なことではありますが、現在の支援の実践から、相談の在り方を改めて考えさせられた講義でした」「グループワークで他事業所の方と意見交流でき良かったです」などの感想がありました。

 まだまだ新型コロナウイルスについては油断できない状況ですが、今後もワン・オールでは、出来ることを模索し工夫していきながら、皆様の実践に役立つ研修を企画、実施していければと思います。参加していただいた皆様、ありがとうございました。

 なお、本研修の資料とアンケートを公開しています。ご入り用の方は以下からご確認ください。※ ワン・オールかべ新聞「研修情報面」

【あんしんのまちコーディネート事業】要配慮者避難支援について~北都町内会(白石区)

令和4年7月27日(水)研修開催

 今回の研修は、白石区の北都町内会のみなさん向けに研修を開催しております。町内会の各班から24人に参加いただきました。
 冒頭、北都町内会 豊間根会長から挨拶の中で、東日本大震災の発災時に仙台市にいて、防災の大切さを実感された旨の話があり研修がスタート。

 前半は、白石区保健福祉課 中村活動推進担当係長から要配慮者避難支援について説明があり、避難支援のためのルール作りや避難行動要支援者名簿について、解説がありました。

 後半は、ワン・オール髙村から、実際の避難支援の事例や動きについて説明をしました。これまで、ワン・オールとして町内会と共に企画してきた研修や避難訓練の内容、内閣府のモデル事業(岡山市)で取り組まれているケアマネジャーや相談支援専門員が関わる個別避難計画の作成について紹介しました。

 次に、町内会に求められる防災活動の意義や目標についてお伝えしました。大事なことは「まずはやってみる」をキーワードに、町内会として、無理のない範囲から取り組むことが必要なのではないかと提案しました。また、北都町内会が大きな川に挟まれている地理的な特徴から、ハザードマップの必要性についても触れています。

 避難行動要支援者名簿に載っている人は、福祉サービスを使っていたり、福祉関係者が関わっていることが多いため、町内会と役割分担しながら、巻き込みながら、進めていってほしい。そのための「横串し」、繋いでいくお手伝いをワン・オールか担います、と締めくくりました。

 最後に、地域支援員として参加されていた相談室あゆみの山田さんから、自己紹介と地域支援員の事業説明をしてもらい、研修は終了しました。単位町内会向けで24人もの参加があり、区役所と役割分担しながら、制度と実際の紹介ができ、とても有意義な、次に繋がる研修となりました。