東区の『歩歩路』さんの避難訓練に行って来ました。
『歩歩路』さんは、重度の障がい児・者の方を中心の対象者として、生活介護や共同住宅、就労支援、児童デイなど広く事業を行なっていらっしゃいます。
昨年の北海道胆振東部地震では共同住宅の1棟が倒壊寸前となって転居を余儀なくされました。
もともと年に2回の避難訓練は実施してらっしゃいましたが、今回はあらためて避難計画を練り直し、町内会へのご参加お願いの文書を配布するなど地域との連携を進めることとなったそうです。
お話を伺うと、地震以前から町内会に加入して班長の役割を引き受けたり、と地に足をつけた活動を続けていらっしゃったとのことでした。
今回の避難訓練には町内会から会長さんはじめ3名の役員さんがご参加となり、避難に関する具体的なアドバイスもくださるなど次につながる一歩になったのではないか、と感じました。
最後の講評で、法人理事長さんから「ここは一軒家という認識でやっている。日常の中での町内会との結びつきを大切に思っている」というお言葉が心にしみました。