10月16日(水)18時30分~
中央区地域部会定例会の様子をご報告します。
今回の定例会は、北海道胆振東部地震から1年が経過し、「振返ろう!防災のこと」と題してグループワークを中心とした内容で開催されました。
前半のグループワークでは、この1年間で「これまでに取り組んだこと」として次の事柄などが共有がされました。
・災害に備えたマニュアルの整備
・連絡網の整備
・避難訓練の実施
・防災用品(電源や暖房なども)の確保
・棚などが倒れない、崩れないための対策
・停電に備えて様々なデータの管理方法の変更や検討
また、後半のグループワークでは、この1年間で「未実施な取り組み」や「今後取り組めそうなこと」として、次の事柄などが共有されました。
・冬場の災害への対策
・水害への対策
・日中(通所系事業所開所時間)の災害への対策
・様々な災害を想定した訓練の実施
・緊急時の連絡体制整備
・備蓄品の確保
・過去に災害に見まわれた他地域の取り組みを知る
・地域との関係作り
・地域で行われている防災訓練への参加
・地域の資源マップ作成
・防災アプリの活用
・DIG(災害図上訓練)やHAG(避難所運営ゲーム)の実施
前半と後半のグループワークの後で、それぞれ発表の時間も設けられ、各グループで話された内容は、会場全体でも共有できる工夫がされていました。
今回のこの取り組みの土台のひとつとなったのは、昨年の10月に開催された定例会で、北海道胆振東部地震の振返りをグループワーク形式で行った、ちょうど1年前の記録でした。1年前の記録を参加者各自が見返し、胆振東部地震の直後の定例会でも、停電時の備えや食糧の備蓄などについての課題や、あったらよかったものを話合っていたその時に立ち戻り、あらためて防災の意識を高め、中央区地域部会としても今後の取り組みの参考となる提案が数多くされた、今回の定例会開催となったようでした。
今回取材にご協力いただいた、中央区地域部会のみなさま、ありがとうございました。