8月22日(木) 18:15~20:30
今年度第一回目の、北区地域部会学習交流会が開催されました。
内容は大きくふたつ。ひとつは北区地域部会長から、平成30年度活動報告として、防災に関する取り組みと、『平成30年度札幌市自立支援協議会年間活動報告書別冊:防災に関するまとめ(以下、『防災に関するまとめ』)』の報告、周知がされました。『防災に関するまとめ』は、昨年9月6日に発生した、北海道胆振東部地震を受けて、札幌市自立支援協議会の13の部会それぞれが防災について取り組んだ内容を一冊の冊子にまとめたものです。この学習交流会が開催された前日の地域部会連絡会(各区地域部会長で構成する札幌市自立支援協議会の組織)でも、『防災に関するまとめ』の周知活動を今後も各区地域部会で行っていくことが確認されています。報告資料の中に、各区特有の内容について抽出された資料があったことが特徴的でした。※ 『防災に関するまとめ』 (札幌市のホームページに掲載されているデータを表示します)
もうひとつは、「会議から本人の声を聞き取る」と題して、実際の会議の経験談と、本人中心支援の過程で開催される会議の設計について話題提供がありました。会議の議題や時間配分、ルールの共有の仕方、参加者の発言をホワイトボードに文字化するときの注意点等について具体的に触れられていました。
その話題提供を受けて、「思いを受け止める、伝える」をテーマにグループワークを、30分×2回実施し、1回目と2回目でグループメンバーを途中再編成し、より多くの経験談やアイディアなどの交流が行われていました。グループの再編成は、防災に関する取り組みの中で得た、日頃からのネットワーク作りの必要性とも関連し、より多くの方との名刺交換の場にもなっていました。
今回取材にご協力いただいた、北区地域部会の皆様、ありがとうございました。