豊平区地域部会 定例会「北海道胆振東部地震の振返り」

 11月27日(火)

 豊平区地域部会が開催されました。テーマは「北海道胆振東部地震の振り返り」です。

 豊平区地域部会では「事業所別」「地域別」と2回開催されることとなり、今回は「事業所別」の開催でした。

 参加者は40名前後。それぞれ「こども・通所」「成人・通所」「GH」「居宅」「医療」「相談」などに分かれて、グループワークを行いました。

 グループ発表では、やはり「日頃の備え」の大切さが挙げられていました。できる範囲で様々な工夫・努力を行った事例も共有し、今後の事業所の対策にいかしていきたいと声が多くあがっています。

 また、地域の町内会との連携も話題にあがりましたが、日頃から町内会、住民の方と「顔見知り」になっていた事業所は今回の地震時も、お互いに気遣いの交流ができたそうです。

 日頃の繋がりの重要性を共有する事ができました。

 次回は「地域別」を開催予定です。より小さい単位、地域で何ができるかを考えるグループワークになる予定です。

 

 12月11日(火)

 11月27日に引き続き、豊平区地域部会定例会(臨時会)にて、北海道胆振東部地震の振返りについてのグループワークが行われました。

 今回は、「地域別」のグループワークを行っています。

 より身近な地域の事業所ごとに集まって「その時どのような動きをしたのか」「どんな備えがこれからあればよいのか」という事について話されました。

 地域ごとに集まると、

「ここのコンビニは手計算で早くから開けてくれていた」

「うちは食事提供をしているから、食料は大丈夫」

「うちはお菓子くらいしかないから、地震が昼間に起きて、長引くと困ったかも・・・」等など、自分達の身近な地域の話ということもあるのか、話題も具体的でした。

 いざという時にすぐに助け合いにつながるには、普段から顔見知りで気が知れている方が助けを求めやすいという話から、

「まずは、近くの地域の事業所同士の行き来や見学を気軽にできるようにしていこう!」と、早速次の日からでも出来そうな具体的な取組みが意見として出されていました。

 

 今回の地震に関しての各地域部会の取組みは、10区の地域部会でも共有していく予定になっています。それぞれの地域の取組みが、お互いに共有されたり、活かされていくことによって「日々の備え」だけではなく「顔見知りから広がる相互理解」につながっていくのでは?と感じました。