3月1日(木)
札幌市自立支援協議会 相談支援部会 第3回企画推進室研修が開催されました。
今回は「重複心身障がいを学ぶ」という研修テーマで、行政、当事者ご家族、支援者のそれぞれの視点から発表とグループワークという2つの構成で行われました。
最初に、札幌市から重症心身障の概要と児童相談所における判定の状況などについて説明をいただき、次に、北海道重症心身障害児(者)を守る会の会長 太田様を含む3名の当事者のご家族より発表をいただきました。太田様からは守る会の活動の歴史も説明いただき、それぞれの保護者の皆さんからは保護者としての想いや葛藤、相談支援事業所に対して望むこと等について発表いただきました。
いつもは午後開始の研修ですが、今回は午前中からの開催ということで、途中昼休憩をはさみ、午後からは医療法人稲生会の高波様より医療的な視点、医療制度、日々の活動についてわかりやすく説明をいただきました。
最後のグループワークでは、発表者の皆さんもグループに入っていただき、重複障がいの皆さまの支援についてや、相談支援として考えること、求められるもの等についてざっくばらんに意見交換がされました。
今回も札幌市、保護者の方、稲生会とたくさんの皆さんにご協力いただき、無事に研修を終了することができました。発表いただいた皆さま、ありがとうございました。
また、足元悪いなかたくさんの皆さまにもご参加いただきありがとうございました。会議室がいっぱいになるほどの43名の皆さまの参加をいただきました。
今年度の規格研修室の研修は今回で終了となりますが、いただいたアンケートをもとに来年度も研修を企画していきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
(aka)