1月27日(金)。
18時半から、厚別区にある楡の会を会場に
「重症心身障がい児者の在宅ケア座談会<厚別・白石・清田>」が開かれました。
テーマは『 ” ずーっと地域で暮らし続ける ” を支えるために』。
主催は、市内に暮らす重複障がいの方々の課題解決をめざしてH26年12月から活動している札幌市自立支援協議会に設置されている「重複障がいに関する課題整理に係る有期プロジェクト」。
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あいにくの悪天候にも関わらず、事前申し込みいただいた方、プロジェクトメンバーを含め約70人の集まりになりました。
今回は、訪問看護ステーション、居宅介護事業所へのアンケート
調査などを元に「多職種が地域ごとにごちゃ混ぜに集まることを
通して、 地域における現状や課題について知り合う機会を持ち、
顔の見える関係づくりと個々人のための支援体制を構築していく
キッカケづくり」を目的に開かれました。 また、座談会に先立ち希望者に楡の会の見学も実施されました。
プロジェクトの活動と座談会の主旨説明の後、
この間テレビ各局で放映されてきた市内で暮らす重症心身障がい、 医療的ケアが必要なお子さんとご家族の様子を全員で見ました。また、相談支援事業所から実際に関わっているお子さんをめぐる課題について報告を受けました。
その後、約1時間、9つのグループに分かれ、参加者それぞれの取り組みや課題、ほしい資源や仕組みについて話し合われました。
グループワークはあっという間に終わり、参加されたみなさん「もっと話し合いたい」という思いを胸に帰路につかれました。
構想から実現まで約1年。
この間プロジェクトでは、札幌訪問看護ステーション協議会の役員会と話し合いを重ねたり共催で研修会なども開催ししてきました。
今回の座談会の結果を受けて、次の地域の座談会に取りかかる予定になっています。
(oku)