月別アーカイブ: 2015年6月

豊平区地域部会 6月定例会(部会別茶話会)

20150623toyohira1  (まだ、明るい夕方の豊平区役所)

6月23日(火)18:30。
豊平区地域部会の6月定例会が開かれました。今回は別々に開かれていた部会の集まりを、定例会の時間を利用して一緒に開こうという企画。参加者は、総勢約50人。
20150623toyohira2就労・日中活動、居宅、居住(グループホーム)、相談、若手の会(事業所を越えての若手の集まり)の各部会に加え、児童デイが、それぞれテーブルを囲みました。同じ事業同士で、共通した取り組みやユニークな取り組み、同じ悩みなどが話し合われました。
20150623toyohira3
相談部会に集まった方は、委託相談事業所2ヵ所のほか、指定相談支援事業所が4ヵ所、知的障害者相談員の方々11人。
サービス等利用計画が進む一方で「基本相談」といわれる報酬は出ないが基本的な相談を受けてることも多いこと、セルフプランを提出してる方に実は色々な課題を抱えている方もいること、計画作成にあたり本人の意思をどのように汲み反映させるか悩むこと、65才になり介護保険に移行する時の課題、ケース検討をしたいが一緒に検討する相手が不足していること、要望があってもすぐに相談を受けられない現状などが話されました。
20150623toyohira4
                             (すっかり暗くなった豊平区役所)

                      みなさま、お疲れさまでした。
                                       (oku)

「人材育成」と「スキルアップ」研修 『面接技術』

20150622mennsetugijyutu16月22日(月)13:15~17:50。
「人材育成」と「スキルアップ」研修をワン・オール主催で開催しました。
講師に特定非営利活動法人ノーマライゼーションサポートセンターこころりんく東川の大友愛美氏をお招きし、『面接技術』について講義を聴いたり、演習をしたり…。午後の昼下がり、ぎゅっと濃縮された時間となりましたが、ご参加された皆様、本当にお疲れ様でした!!
ここで今回参加できなかったという皆様に問題です。
まもなく手術を控えた方からのご相談。
「あのね、ぼくね、もうこの頃、心配で、こわくてたまらないんだ。手術のことを思うとね、こわいんだ。万一のときはどうする。それに何か、こう、身体がばらばらにこわれてゆくみたいでね。夢にみてね。ぼくの横っ腹がぱっくりあいて、血がどろどろ流れてる夢をね。ああ、どうしたらいいかな。」
        ~このような相談に対して、あなたならどのように答えますか?~
20150622mennsetugijyutu2 色々な返答が創造できると思いますが、私たち相談員がついついやってしまいがちなこと。それは相談者の「解決したい何か」に注目して、その人の気持ちを見過ごしてしまうことです。解決より先にしなければならないこと、まずは「共感的理解」の態度をとることも面接スキルの一つです。こういった「理解するスキル」の他に、「聴くスキル」「話すスキル」「解説するスキル」。普段の業務ではなかなか振り返る時間が持てないと思いますので、ぜひこういった研修に参加してみるのも一つの方法かもしれません。(yos)

 

相談支援部会 定例会

6月16日(火)15時。
市役所本庁舎で相談支援部会定例会が開かれました。
会議の最初は、生活困窮者自立支援制度に関して札幌市の取り組みの情報提供。4月から新しく札幌市生活就労支援センター「ステップ」、札幌市ホームレス相談支援センター「JOIN」、子どもの学習支援事業(札幌市まなびのサポート事業)が活動を開始しているとのこと。
続いて、部会内で進めている「相談支援ガイドブック改訂チーム」と「要綱改訂チーム」の進捗状況、研修を推進する「企画推進室」の取り組み状況等について報告。
20150616soudannbukaiそして、平成27年度の相談支援部会事業計画、各相談支援事業所から出された課題調べシート、委託相談の改革推進(登録票の内容やスキルアップ研修)等について検討されました。
最後に、10ヵ所の委託相談支援事業所に配置されている地域支援員の活動について意見交換されました。次回は2ヶ月後の8月に開かれる予定です。                 (oku)

山車がやってきた!~札幌まつり~

6月15日(月)午前中。
遠くから笛と太鼓、唄が聞こえてきたなぁと思っていたら、ワン・オールが入っている市民活動プラザ星園の横を立派な山車が通りました。
じっと見ているとお隣の消防署に!
20150615maruri120150615maruri2

なんだろうと慌てて見に行くと、少しの間そこにとどまり笛や太鼓の演奏と唄に合わせて踊りまで。さらに、山車の上からはお人形(神様とのこと)までせり出してきて。
20150615maruri3
20150615maruri4

20150615maruri5

少し調べると、札幌まつりとともに市内を回る「連合山車」(市内に九つ)のひとつで、ワン・オールがある地域の『第四豊水祭典区』の方々とのこと。毎年6月15日に見られるとのことです。                                                               (oku)

読書バリアフリー研究会

6月13日(土)。
20150613hon7札幌市中央図書館で、伊藤忠記念財団主催、札幌市中央図書館共催の「読書バリフリー研究会」が開かれました。
20150613hon6 (2)

参加者は約50人。
様々な障がい等のため紙の本を読むことがむずかしい子どもたちに、本を読む喜びや楽しさを届けようと企画された勉強会でした。
201612hon120150613hon2

紙の本も様々な工夫により読みやすくなったり、無料もしくは安価に手に入るソフトとスマホ、タブレット、パソコン等で、紙と書かれた文字によらなくても学べる環境をたくさん作れることが分かりました。 身近に役立つことが沢山聞けました。
20150613hon6 (1)
20150613hon4

【研究会で講師から紹介されたWebサイト】ぜひ、ご覧ください 😀 
「ふきのう文庫」 (中央区北6条西12丁目)…すてきで綺麗な図書館、行かれたことありますか?
ディスレクシア(読み書き障がい)に関して
 →NPO法人EDGE
 →DXな日々~美んちゃんの場合~
 →子供科大人の教科書<LD疑似体験:学習障害(LD)の中から”読む”ことへの困難について>
特別支援教育教材ポータルサイト
読書工房
音訳サービス・J
ことのは出版
朗読CD専門店「点辞館」
バリアフリー映画鑑賞推進団体「シティ・ライツ」
点字つき絵本、さわる絵本
ユニバーサルデザイン絵本センター
にほんごよむよむ文庫
日本点字図書館
 →創立者 本間一雄の生涯(北海道増毛町出身!) 
LLブック・マルチメディアDAISY資料リスト
LLブックのLLはスウェーデン語のLättläst(やさしく読みやすい)の略。LLブックは、知的障害や自閉症の人などが読みやすくわかりやすい本をめざして編集された本だとのことです。
○デイジー教科書
 →日本障害者リハビリテーション協会
 →AccessReading
マルチメディアデイジー図書(公益財団法人伊藤忠記念財団:電子書籍普及事業ホームページ)
DAISY(デイジー)とは、Digital Accessible Information Systemの略で、日本では「アクセシブルな情報システム」と訳されています。もともとは、視覚障害者のために録音テープに代わるものとして開発されました。DAISYは国際共同開発機構DAISYコンソーシアムにより開発と維持が行われています。無償で公開されている国際標準規格です。」(上記財団ホームページより)
Apple 支援が必要な学習者向けの教育
                                                                                                                                  (oku)

ピアサポーター交流会(6月)

みなさん、お疲れさまです。雨風が強かったり、暑かったり寒かったりとお天気のバリエーションが豊富な今日この頃。気圧が低いと、頭痛や肩こりになる方もいらっしゃるとか・・・。ぼちぼちやりたいものですね 😮 。

IMG_02216月10日(水)16:30~18:00、ワン・オールにて今年度3回目のピアサポーター交流会が行われました。

今回のテーマは「苦労の意見交換会」。参加されたピアサポーターさんから、ピアサポート活動はもとより、職場での出来事、障がいそのものにまつわるお話、障がいのある人同士で関わる際に考えたこと、入院していたときのお話などなど、本当に様々なお話が出てきました。

コントや漫才のように掛け合うシーンもたびたびありました。「これ(自体)がピアサポーターの活動(そのもの)なんじゃないかな」「話すことは大事だね」「その後のことをまた聞かせて欲しい」といった展開になっていきました。

IMG_0225

 交流会の時間は、レジュメやカード(「3色カード」と名前が付いています)、ホワイトボードを使いながら進められています。カードは市の障がい福祉課で、レジュメはピアサポーターさんのおひとりが作成されています。 ➡

 IMG_0224

7月の交流会も楽しみです。 (NIS)

 

道北圏域障がい福祉基礎研修

6月2日(火)~3日(水)。
上川、留萌、宗谷の3つの圏域センターの共催で「道北圏域障がい福祉基礎研修」(6月2日:旭川市、6月3日:名寄市)が開かれました。3圏域合同の取り組みははじめてとのことでしたが、旭川市では約150人、名寄市では約30人の方が参加されました。
20150602douhoku1内容は、障害福祉の基本理念、権利擁護と虐待防止、当事者の方からのメッセージなど。
研修プログラム
20150602douhoku2

講義の合間合間にグループワークを随所に挟みながらの研修会で、ワン・オールもお手伝いさせていただきました。
この研修会は、北海道自立支援協議会の人材育成部会が提案・実施した「障がい福祉サービス等初任者研修(モデル研修)」(今年2月)がモデルになっています。
道北以外でも、道内各地で開催される予定です。
空知・後志・札幌圏域合同研修会の案内はこちら
20150602douhoku4

20150602douhoku3
グループでまとめられた研修を通じて得た「キーワード」

 (oku)