5月9日(土)13:30。
定山渓のホテルで、20回目になる「重症心身障害児(者)を守る全道大会」が開かれました。
主催は北海道重症心身障害児(者)を守る会。全道から集まった重症心身障がいのある方のご家族、施設や在宅支援の関係者、教育、行政の関係者、知的障がいや肢体不自由関係の家族会など、約150人の方々が参加されていました。
最初に「第4期北海道障害福祉計画のポイント」と「特別支援教育現場での医療と福祉の課題方向」について道と特別支援学校から報告があり、これらを受けて『重症心身障害児・者のいま、そしてこれから Part2』と題してシンポジウムが開かれました。
急激に変わる制度の中で、重症心身障がいの方々が置かれている状況を施設、施設利用者家族、在宅家族の立場から報告され、今後の進むべき方向について論議されました。ワン・オールからは、在宅支援や相談支援、自立支援協議会の現状や課題等について報告しました。
厳しい現状の中でも、市町村によっては重症心身障がいの方のために医療的な支援策が講じられていました。
施設を利用しているご家族と在宅で暮らしているご家族の双方から、どちらも「一人の社会人」として尊重されること、施設支援と在宅支援が双方向に利用しやすくなってほしいという言葉が印象的でした。
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(oku)